夜中のカフェが好きだ
今日は仕事しないといけない日だったんだけど、日中全然やる気が起きなくて寝てばっかりいた。
夜の20時ごろ、重い腰を上げて行きつけのルノアールに行って仕事を始めたんだけど、23時閉店でタイムアップ。
そこで目をつけていた朝5時までやってるカフェに移動。
薄暗い店内。
お客さんはちょろちょろ。
お酒も頼んじゃう。
何とか今日やるべき最低限を終わらせてビールを注文しなおしこの記事を書いている。
日付ももうすぐ変わるくらいに差し掛かり、真夜中感が出てくる。
と、同時に徐々にテンションが上がってくる。
なんで真夜中ってこんな気分がいいんだろう。
多分社会的な拘束感が少ないというか、昼間に比べて自由成分が多いのかも。
昔、地元にいた学生時代から夜が好きだった。
会社に勤めて深夜残業中も基本は嫌なんだけど、会社近くの富士そば行くときとか、
人のいないコンビニ行くときとか、電気が消えた廊下を歩くときとか、
そんな瞬間は悪くなかったよな。
太宰治の人間失格で、名詞をコメ(喜劇名詞)とトラ(悲劇名詞)に分けるっていう話が出てくるらしいんだけど、夜って絶対トラだと思う。
なんか悲劇の主人公になりたいわけではないけど、全体的にトラ的なものは好きで、普段はコメなものも、「夜の」ってつけるとトラに変化するものが多い気がする。
おしゃれなカフェはきっとコメ。夜になってもコメ。
少し寂しいカフェも昼間はコメだけど、夜になるとトラになる。
なんてわけのわからないことを書いてないで次の店でも考えよう。